「やさしい日本語」のスタイル ガイド：年月日・時刻・期間

この記事では、「やさしい日本語」で文章を書くためのスタイル ガイド（手引き）の 1 つ「年月日・時刻・期間」を解説します。

ところどころにある「語彙と文法を確認する」をクリックすると、直近の書き直しで使った語彙と文法を確認することができます。

スタイル ガイドの概要については、次の記事を参照してください。

「やさしい日本語」のスタイル ガイド

このスタイル ガイドは、「やさしい日本語」の表記に関するガイドラインです。Web コンテンツ（Web サイトやブログ記事など）を書くときに適用します。

manabi.fun

2024 年 06 月 03 日

原則

「やさしい日本語」で Web コンテンツを書く場合、年月日や時刻の表記を Web サイト単位で統一します。これにより、読み手の混乱を防ぐことができます。

表記の原則は、次のとおりです。

• 年を表す場合、西暦を使う
• 日付を表す場合、「○月○日」の形式を使う
• 時刻を表す場合、12 時間制を使う（午前◯時）
• 期間を表す場合、「○か月」の形式を使う

具体例（年）

年を表す場合、西暦を使います。和暦を使う必要がある場合、西暦を併記します。

また、数字は半角文字を使います。数字（半角文字）と漢字（全角文字）の間には半角スペースを 1 つ入れます。

具体例（日付）

日付を表すときは、「○月○日」の形式を使います。「○/○」や「○-○」の形式は使いません。

数字は半角文字のアラビア数字を使います。漢数字は使いません。また、数字の前後に全角文字がある場合、半角スペースを 1 つ入れます。

具体歴（時刻）

時刻を表すときは、12 時間制を使います。24 時間制は使いません。

また、数字は半角文字を使います。数字（半角文字）と漢字（全角文字）の間には半角スペースを 1 つ入れます。

具体例（期間）

月単位の期間を表す場合、「か月」を使います。「ヶ月」や「ヵ月」は使いません。

また、数字は半角文字を使います。数字（半角文字）と漢字（全角文字）の間には半角スペースを 1 つ入れます。