この記事では、「やさしい日本語」で文章を書くためのスタイル ガイド(手引き)の 1 つ「ルビ(ふりがな)」を解説します。
ところどころにある「語彙と文法を確認する」をクリックすると、直近の書き直しで使った語彙と文法を確認することができます。
スタイル ガイドの概要については、次の記事を参照してください。
原則
「やさしい日本語」で Web コンテンツを書く場合、すべての漢字にひらがなでルビ(ふりがな)を振ります。また、必要に応じて英単語にもルビを振ります。
なお、コンテンツの本文とタイトルでルビの振り方を変えます。
- 本文は漢字の上にルビをふる
- タイトルは漢字の後にルビをふる
本文
本文では、漢字や英単語の上にひらがなでルビを振ります。
例
バスで お金を はらうとき、Suica と PASMO を 使うことが できます。
本文でルビを振る場合、ruby タグを使います。
例
入力の例 <ruby>富士山<rt>ふじさん</rt></ruby>
出力の例 富士山
語彙
次の語彙は、日本語能力試験(JLPT)の N5 レベルです。問題なく使うことができます。
- バス
- お金
- 使う
次の語彙は N4 レベルです。問題なく使うことができます。
- 払う
文法
次の文法は N5 レベルです。問題なく使うことができます。
- 〜で
- 〜を
- 〜ことができる
タイトル
タイトルでは、漢字のすぐ後ろにルビを振ります。その際、ルビはかっこで囲みます。
例
出(で)かけるとき マスクを 忘(わす)れないで
語彙
次の語彙は N5 レベルです。問題なく使うことができます。
- 出かける
- 忘れる
次の語彙は N3 レベルです。できれば注釈を入れるか、他の語彙で言い換えます。
- マスク
文法
次の文法は N5 レベルです。問題なく使うことができます。
- 〜とき
- 〜を